北海道は、全国の１／４の耕地面積を占める我が国有数の食料供給地域となっており、その広大な面積から、北海道各地の農村では気象や立地条件を活かした稲作・畑作・酪農等の様々な農業が展開されています。
　また、農業・農村は食料供給の役割だけではなく、農業が継続して行われることにより、国土・環境の保全や美しい農村景観の形成、自然、農業体験等の教育の場等の多面的機能を有しています。
　しかし、近年、農業従事者の高齢化の進行や担い手不足から、生産活動が低下することで、耕作放棄地の増加を招き、食料供給機能や、農業・農村の多面的機能が損なわれる恐れがあり、これら問題を解消するための農業農村整備事業が北海道の各地域で実施されています。
　私たちは、この農業農村整備事業を通じて、北海道の持続可能な農業と魅力ある農村の実現に向け、対象地域の現地調査を行い、整備状況や農業生産の現状と課題及び地域の将来像やニーズに基づき、生産効率向上、必要な施設整備、土地利用の最適化並びに費用対効果の算出など、事業計画の基盤となる提案を行うことで、北海道の農業農村整備事業の計画策定を支援しています。

• 水田地域における地域調査、農地整備、農業用施設の計画、経済効果等の事業計画策定
• 畑地地域における地域調査、農地整備、農業用施設の計画、経済効果等の事業計画策定
• 草地整備、公共牧場における地域調査、農地整備、農業用施設の計画、経済効果等の事業計画策定
• 事業計画変更における資料取りまとめ